当サイトは管理人による自己満足の詩置き場となっております。寒気などする方はすみやかに御退場ください。
又、稀にやわいですが流血表現を含まれる場合もございます。あらかじめご了承くださいますようお願いいたします。
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一つの屋根に上って下りて 小さな靴下に贈り物を一つ
次の家にはどんな寝顔かな 僕より年下なのかな
顔を真っ黒にして 煤だらけの彼らは
夢を与える煙突掃除の子供たち
一つ 一つ また一つ
小さな家の小さな煙突に
手馴れた子供たちが夢を片手に
静かにこっそりと贈り物を届ける
この寝顔は誰の顔？ この寝顔の子は知らない子
幼い子もいれば 僕よりも 大きい子もたくさんいる
夢を届け 汚い僕らの
顔を見て互いに笑えば
ほら今日は クリスマス
この仕事が終われば帰れる
屋根のある家がなくても 暖炉のないこの場所も
みんなが笑って集まれば いつだって帰る場所
いつの日か 僕らの届けた夢たちは
幼い子供たちの 儚い夢となりました
赤い服じゃないけど 真っ白いお髭もないけど
それでも僕らの 原点はそこにあるわけで
苦しいと思うこと 悲しいと思うこと
今まで何度もある それでも今日だけは
何も考えず笑ってた 煙突掃除の子供たち
ポエムブログ
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