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当サイトは管理人による自己満足の詩置き場となっております。寒気などする方はすみやかに御退場ください。 又、稀にやわいですが流血表現を含まれる場合もございます。あらかじめご了承くださいますようお願いいたします。
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どこまでも高く積み上げた 形の違う積み木がさ

グラグラグラッと揺れたとき 好奇心で押してみた



最初はたった一つの 赤い色をした三角の木

これだけじゃつまらないと言って

様々な積み木がやってきた


乗せて 乗せて 積み上げる

安定感を求めて

高く 高く 支え合う

ただ楽しさだけが欲しい

君と私は家族 私は君の家族


様々な色と形が 積み上げられた私の木

笑顔が止まらないと言って

増えていくだけの積み木


乗せた 乗せた 積み上げた

安心感を求めて

高い 高い 抑え合う

ただ楽しみだけが欲しい

君は私の家族 私と君は家族


さて今日も 積み上げる

手の届かない上へ

散らばる 足元が

何故か無償に不安

何故か息が苦しい


崩れゆく積み木に 泣きじゃくる子供が

静かに眠ると

家族が頬を撫でる


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美しい音色に歌を乗せて 多くのものに愛される

くるりくるり回る君が 僕はとても羨ましかった


透き通るような声 響く波色

様々なものが 目を瞑る

君だけの歌声が通る 時には楽しく 時に悲しく


愛されたい 愛されたい

僕もここで 愛されたい

歌を歌い 飛び回り

誰も聞いてはいない



ネジが回り 私も回る

閉じ込められた 箱の中

決められた 歌を歌い

多くのものが私を見る 時に回し 時に触れる


抜け出したい 抜け出したい

自由が 欲しい

歌い疲れ それでもまだ

あなたたちは回した


雀は言った 「愛されたい」

私はあなたになりたい

オルゴールの少女は 

ここから連れ出して そう言った


一羽の雀が 一つのオルゴールを

足で掴み飛び去った

彼らは幸せだった

やがて重さに耐え切れず 雀は落ちた

飛び回る間 彼らは自由に歌い 愛されてた

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