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当サイトは管理人による自己満足の詩置き場となっております。寒気などする方はすみやかに御退場ください。 又、稀にやわいですが流血表現を含まれる場合もございます。あらかじめご了承くださいますようお願いいたします。
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窓を叩くのは大量の水の粒で 耳障りな雑音響かせる

いつもと同じ風景のはずなのに いつもと違うような感覚で

土砂降り雨の中を立っているのは 傘をさして笑っている

僕の大好きな君だった


それは現実 それは日常で

いつも雨の日に君は現れる

笑顔で僕を見て 傘を差し出して

僕が受け取って 並んで帰る


ひたひたと廊下を歩くのは誰 無情な足音が響く

いつもと同じはずの風景なのに いつもと全然違う

違和感の正体を知りたくなくて 僕は耳を塞いだ

無音の世界が広がった


それは幻影で それは悲しみで

雨の日の君が僕を見てる

まっすぐな目で びしょ濡れのまま

「早く晴れて欲しいの」 そう言った


時間はずっと動いたままで 永遠に雨を降らせるだけで

終わらせるのが怖いだけで 君が消えるのが嫌なだけ

空を見上げれば涙色 灰色のよどんだ水の色

「晴れて欲しい」なんて望まない ずっと雨のままでよかった

透けていくのは君の姿 全部幻影 全部現実

止んだ雨のかわりに降り注ぐのは 僕の大粒の涙でした

晴れた空の青さと同じ 反射した僕の青い涙

大好きな君の青い雨


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