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当サイトは管理人による自己満足の詩置き場となっております。寒気などする方はすみやかに御退場ください。 又、稀にやわいですが流血表現を含まれる場合もございます。あらかじめご了承くださいますようお願いいたします。
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静かな田舎の駅の 小さなベンチに座り

一人静かに本を読んで 一人静かに世界に入る

大きな音を立てて 大きな笑い声上げて

やってきた五人の兄ちゃん 僕を見てか大爆笑


何も聞こえないふりをしてても 五月蝿くて世界に戻れない

周りの人も迷惑そうな顔をしてただ見てるだけ

不意に呟いた一言で 僕は不運に落とされる


人に迷惑かけてない僕が 気持ち悪いというならば

人に迷惑かけてるあんたらは 気持ち悪い以上に気持ち悪い

周りの人に見られるのが そんなに愉快なのだろうか

なんとも幼い思考回路だ そう言って携帯110番


今の世界の若い人たちは 何がかっこいいか知らない

見た目を気にする余裕があっても 心を気にする余裕がない

人を嘲笑い馬鹿にすることで 自分を守ろうとしてる

どうでもいいと呟く僕を 気持ち悪いと言うらしい

だけどそんなことを言う僕だって たぶんあの人たちより若いから

何をほざいても餓鬼の戯言で 聞く耳なんて持つはずもない


地面に這い蹲ってでも 手に入れたものを次の為になら

簡単に手放すことが出来る それがかっこいい生き方だ

見た目とか中身とかそんなことより 大事なものは自分の道で

誰に何を言われても別に それが守れてるならどうでもいい


五人の兄ちゃんに囲まれて 言うだけ言って110番

驚き逃げる彼らの姿が 正直一番滑稽だった



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町中歩いてよく気づく それぞれの人のある目線

誰もが誰かを見ていて 誰もが誰かを知っていて

そこにあるのは善意だけじゃなく 悪意のこもった僕目線


羨ましいと思っても 口に出さなきゃ消えていく

口に出したところで 変人扱いされるのも見える

世の中卑屈な人には 生きずらく構成されてて

迷惑なのはどっちか それすらも多数決で終わる


僕に向かう目線は 一体どんなものだろう

誰もが僕を見て笑う 僕の生き様を見て笑う

あいつは運が悪かったから あいつは負け組と笑う


生きてることに勝ち負けが あるならたった一つだけ

生きてることが勝ちなんだ 死んでることが負けなんだ

いくら泥まみれになっても 汚いと罵られても

それが僕という人間で それが個性というものだ


笑って生きるのがいいとか 泣いて生きるのは駄目だとか

そんなことを決めるのは 多数決じゃないんだよ

泣いて生きたっていいんだ 笑って生きたっていいんだ

卑屈な僕が生きずらく 多数の人が生きやすく

それでも別にいいんだ 僕は僕だからいいんだ



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