こんな人生に意味なんかない　ただ生きてるだけの価値なんかない

苦しいだけの毎日はもう　笑うしかない　乾燥の域

髪をぐしゃぐしゃに掻き毟って　表で泣いて影で泣く

泣いてばかりで楽しくない　世界は生きづらく作られている


人と話すのが嫌ならば　その口を縫ってしまえばいい

自分が口をひらけないのなら　相手も口をひらかない

あって意味があるものは　この世に存在しない


社会の雑音が嫌いなら　その耳を切り落としてしまえばいい

音のない世界に入り込めば　五月蝿いノイズは聞こえない

必要のないものはいつか　すべて消えてしまう


苦しいものが見えるなら　その目を隠してしまえばいい

永久に続く暗い道を　歩いていれば何も怖くない

手探りな感情をむきだして　前がどっちかわからない


自分が不幸と感じたら　心を消してしまえばいい

何も考えず何も感じず　ただひたすら生きていればいい

苦しいのが嫌だというなら　すべてなくしてしまえばいい


小さいことで苦しんで　失う勇気もないくせに

覚えた言葉を繰り返す　死にたいと言って繰り返す

そうして誰かに止めてもらいたい　甘い感情むきだして

ちょっと待ってて　と言ってから

君に渡すのは一本のナイフ

あげるからそれで死ねばいい　苦しいのなら止めないよ

どうして君は泣いてるの？　どうしてそんな目で見てるの？


言葉は簡単に出せるけど　戻すことは出来ない

そんなに簡単な意味ですか？　死ぬとは簡単な意味ですか？

すべてなくして気がついた　もう生きてる意味がない

口がなければ笑えない　耳がなければ癒されない

目がなければ涙が出ない　心がなければ人じゃない


嘆くことが簡単なように　笑うことだって簡単だろう

死ぬことは簡単だけど　戻ることは二度と出来ない

小さなことで捨てるなら　もっと別の捨て方があるだろう

消し去る勇気を持ったまま　言葉に出さずひっそりと

笑っていればそれでいい　



ポエムブログ

何か今凄い音が聞こえてきたけど

今度は何を壊したの？

君に向くのは厳しい目線　まるで悪者が君みたい

感情的になりすぎているのは　自分の意見が通らないからで

自分の意見がすべて正しいと　限らないことも知ってるわけで


君は言う　「壊れたのは僕の物」

別に誰かの物を壊したわけじゃない

だから何？　壊すことで意味がある

そのことをあなたは知らないのですか？


何か割れる音がしたんだけど

今度は何を壊したんだ？

君の手には硝子の破片　わざと強く握り絞めてるようで

生温い感触を伝わりながら　自分の靴に血を落として

抑えた感情を更に抑えて　目の前の人を嫌悪する


君は言う　「壊れたのは僕の物」

別に誰かの物を壊したわけじゃない

だから消えて　悪者は僕じゃない

そのことを理解してくれないから


神経質で　暴力的で　知能は餓鬼で　寂しがりやで

他人が嫌いで　自分が大事

自分を守れない僕が　誰かと接することなんて

できやしないとわかってる　だから一人にしてほしい

壊したい物はいつだって　僕が持ってる物だけで

どうして僕は生きてるんだ　どうして僕は生きてるんだ


君は言う　「壊れていたのは僕」

別に誰かを壊したわけじゃない

だから消して　僕は悪者じゃない

自分の首に両の手を　理解できますか？この感情


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