悪戯好きの少年が　誰かを困らせて笑ってる

壁に落書き　落とし穴　スカート捲りに　シール貼り

大きいことから小さいことまで　彼は笑って困らせた


誰でも彼でも悪戯の対象とした少年は

大人も子供も関係なく　ただひたすらに繰り返す

みんなが彼を嫌っても　少年は止めようとしなかった

ただ構ってほしかった　ただ笑ってほしかった


大人になった少年は　未だに悪戯ばかりしていた

幼い頃と変わらずに　無邪気な笑顔を振りまいた

あの頃と違って見えるのは　あの頃と思考が違うから

あの頃持っていなかった　大切なものができたから

誰もが驚き笑えるような　悪戯を今日も考える


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ねむい　ねむい　ねむりの時間

すべての声が子守唄

明るい町中通り過ぎ　バスの案内人ですら

子守唄をうたってる

次は夢の世界です　よい子は早くおやすみなさい


くらい　くらい　夜の道

聞こえてくるのは子守唄

街灯少なく見えない道　鳴く泣く小さな虫たちが

子守唄をうたってる

さあねむりの時間です　よい子は早くおかえりなさい


太陽の世界と月の世界　たとえ同じ道だとしても

まるで別の世界へと　繋がっている　そんな道

いつもと違うところへと　うっかり迷ってしまったら

二度と帰れなくなるような　そんな悲観的な世界


夢の世界へと案内する　バスの中の案内人

よい子は早くおやすみなさい　さあねむりの時間です

愛する者へ挨拶をして　安らかに　さあおやすみなさい



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