忍者ブログ
当サイトは管理人による自己満足の詩置き場となっております。寒気などする方はすみやかに御退場ください。 又、稀にやわいですが流血表現を含まれる場合もございます。あらかじめご了承くださいますようお願いいたします。
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

お菓子をくれなきゃ悪戯するぞ 町を駆け回る子供たち

それに混ぜてといわんばかりに 近づく悪魔の男の子

怯える子供に怯える大人 小さな悪魔に戸惑う人々

ただただ一緒に遊びたかった そんな悪魔の孤独な話


悪いことばかりしてきた僕ら 誰も何も聞く耳もたず

姿を見られるだけで逃げられ たった一人の生き様を晒す

人を貶めるのが仕事で 人を苦しませるのが僕らで

それでも僕は 人間の誰かと 一緒に遊んでみたかった


僕らの格好した子供たちが 大きな笑い声を上げながら

僕らの真似して戸を叩く 「トリック オア トリート!」

そこにこっそり紛れ込めば 誰も僕に気がつかない

一緒に走って戸を叩く 暖かい大人がお菓子をくれる


お菓子の詰まったかぼちゃの箱 もう入らないとなった頃に

子供たちは家へと帰っていく 「またね」と言って帰っていく

気がついたのは一人の少年

僕を指差して悲鳴を上げた 「悪魔の子供が紛れている」


一斉に飛び出す大人たちと 振り向いたすべての子供たちの

目に映るはお菓子が詰まった 僕のかぼちゃの箱

次のハロウィンが楽しみだな またそのときに遊びたいな

家のない悪魔の子供は 一人で誰かを貶めに消えた


ポエムブログ

拍手

PR
大切な人を傷つけたくなって 幸せそうな君を

見ているだけで僕の中のすべてが 痛い痛いと悲鳴を上げる

今不幸せな僕と 今幸せな君は

天秤にかければ圧倒的に 僕が沈んで終わるだろう


我慢 皮肉も 我慢 意地悪な言葉も 我慢

この関係を壊さない為に 君が幸せなら僕も幸せと嘯く

痛いのは誰ですか 痛いのは僕でした


どんなに仲が良くても 僕の沈んだ感情は

他人の力ではどうも 変えられそうにはないんだよ

自分で視野を広げて 自分で変えていくしか

それしかないとわかっていても それでも君が恨めしい

ここで君を傷つけて ここで君を突き放して

それで何も残らないのが 怖くて怖くて仕方ない

臆病な僕は痛い


どこまでの関係で どこまで信頼してるか

言葉で表さないし 君は僕がいなくても平気みたいだし

こんなに離れていたら 仕方ないことだとわかる

それでも手放せないのは これは僕のただのわがまま

僕はとっても意地悪で 嫌になるのもわかるよ

大切な人を大切に出来ない そうだとわかって生きてるし

痛いのは誰ですか 痛いのは君でした

喧嘩もしたことないし 一度しないとわからないけど

ごめんねって謝れば 君は許してくれるかな



ポエムブログ

拍手

Profile
HN:
夜風
性別:
非公開
自己紹介:


NEW
(09/25)
(08/15)
(07/18)
(06/22)
(06/16)
モバイル
カウント
...

Template by Emile*Emilie
忍者ブログ [PR]