当サイトは管理人による自己満足の詩置き場となっております。寒気などする方はすみやかに御退場ください。
又、稀にやわいですが流血表現を含まれる場合もございます。あらかじめご了承くださいますようお願いいたします。
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初めて外を歩いた日のことを 君は覚えているのでしょうか
小さく力強い一歩を 踏みしめたことを覚えてますか
最初は転んで怪我をしたり 置いていかれて泣き叫んだり
進むたびみんなが喜んだり 君をたくさん褒めていたね
歩いて走って飛んで蹴って どんどん汚れる僕だけれど
それが生まれたたった一つの 意味だから嬉しすぎるよ
晴れの日も雨の日も 雪の日も曇りの日も
君は僕を汚しながら いろんなところに連れて行った
ときにはお留守番の日もあって 綺麗にしてくれたりもして
もう無理だ もう守れない
そう思うまで幸せにしてくれた
君が大きくなって 僕が君を傷つけてしまったら
終わりが来たんだ もう僕を
捨ててしまってもいいんだよ
僕は満たされるくらい
ボロボロで汚くなったから
胸を張って「さよなら」 苦しいくらい嬉しいよ
ポエムブログ
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どこかで会ったことある 面影と
重なる顔を見て 愛しくて
抱きしめて初めて 君は突き放す
冷たい目と暖かい気持ちとは
違うようで同じと教えてる
そうやって 覚えてもいない誰かの言葉を
どうして 今でも突き通して
真っ直ぐで冷たい目を空に
柔らかい表情で微笑むんだ
別のやり方だってあるんでしょう?
みんなが幸せになれるやり方
探す前に手を出して傷つくのは
君が幸せじゃないって証拠だ
わからない顔で 怒ったように
それは綺麗事だと叫んでいた
誰かを幸せにするためならば 誰かが不幸にならないと駄目なんだ
殴った僕の手がとても痛み
殴られた君は涙も見せず
伝わらない思いの違いから幾年
伝わった君は僕を忘れて 伝えた僕は君を忘れた
まだ戻り行くことのない景色
繊細に映る君の表情
仕舞い込む前にもう一度
この目に焼き付けていたんだ
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夜風
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