当サイトは管理人による自己満足の詩置き場となっております。寒気などする方はすみやかに御退場ください。
又、稀にやわいですが流血表現を含まれる場合もございます。あらかじめご了承くださいますようお願いいたします。
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
他の道より少し薄暗い やけに静かな道がある
私はそこが好きな道で ひっそり静かに歩いてく
あるとき先を歩いていた 女の人が引き返し
その顔は困ったような いや とっても不快な顔をして
その先で見た光景は 弱肉強食の瞬間だった
大きな黒い蛇が 小さな茶色のトカゲを追いかける
そこへ現れた人間の私に 黒い蛇が逃げていく
尻尾を根から食われたトカゲは ゆっくりとした足取りで
まるで私にお礼を言うように または弱々しく諦めたように
岩の間に入っていった
それは一瞬の出来事で 脳裏に深く焼きついたわけでもないけれど
黒い蛇が時代として 茶色のトカゲが君だとして
いてはならない存在が私だとして
その光景は 今まで幾度か見てきたような気がしただけ
ポエムブログ
私はそこが好きな道で ひっそり静かに歩いてく
あるとき先を歩いていた 女の人が引き返し
その顔は困ったような いや とっても不快な顔をして
その先で見た光景は 弱肉強食の瞬間だった
大きな黒い蛇が 小さな茶色のトカゲを追いかける
そこへ現れた人間の私に 黒い蛇が逃げていく
尻尾を根から食われたトカゲは ゆっくりとした足取りで
まるで私にお礼を言うように または弱々しく諦めたように
岩の間に入っていった
それは一瞬の出来事で 脳裏に深く焼きついたわけでもないけれど
黒い蛇が時代として 茶色のトカゲが君だとして
いてはならない存在が私だとして
その光景は 今まで幾度か見てきたような気がしただけ
ポエムブログ
PR
知らない間に出来た傷 手の甲に消えずに残ってる
一体いつ出来たんだろう どこで出来たんだろう
血管が浮き出たその左隣に 盛り上がった切り傷が密かに残っている
こんなに深い傷跡を知らずにつけたなんてありえない
忘れているだけなんだ いつの傷なんだろう
僕の体には所々 小さな傷跡がたくさんある
膝に出来た傷だって 子供の頃に派手に転んだ傷
判子注射の跡だって くっきり残ってる
すべての傷には思い出が 出来たときの思い出がある
それなのに手の甲の傷 これだけがわからない
一生残ってしまうのかな 地味に目立つこの嫌な傷跡
思い出しそうで思い出せないこの思い出
何故忘れてる 一体どんな思い出があるの
僕の体についた傷は 成長の過程を示している
大きければ大きいほど とても大切なもの
消えてしまった傷だってある それでも残ってるってことは
覚えてなくてはいけない とても哀しい跡
忘れてはいけない 何かの思い出
思い出すのが嫌なんだ だから忘れたことにした
本当は覚えている そのときのことを覚えている
君がつけた傷跡 まだ消えずに残っているよ
ずっと消えずに残っているよ
人は傷つきながらも 強くなっていくらしい
所々に残った傷跡には 僕を強くしてくれた過程がある
人は忘れることが出来るけど 覚えておくことだって出来るんだ
だからずっと残して欲しい これは僕の思い出だから
ポエムブログ
Profile
HN:
夜風
性別:
非公開
自己紹介:
カウント
...