忍者ブログ
当サイトは管理人による自己満足の詩置き場となっております。寒気などする方はすみやかに御退場ください。 又、稀にやわいですが流血表現を含まれる場合もございます。あらかじめご了承くださいますようお願いいたします。
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

窓を叩くのは大量の水の粒で 耳障りな雑音響かせる

いつもと同じ風景のはずなのに いつもと違うような感覚で

土砂降り雨の中を立っているのは 傘をさして笑っている

僕の大好きな君だった


それは現実 それは日常で

いつも雨の日に君は現れる

笑顔で僕を見て 傘を差し出して

僕が受け取って 並んで帰る


ひたひたと廊下を歩くのは誰 無情な足音が響く

いつもと同じはずの風景なのに いつもと全然違う

違和感の正体を知りたくなくて 僕は耳を塞いだ

無音の世界が広がった


それは幻影で それは悲しみで

雨の日の君が僕を見てる

まっすぐな目で びしょ濡れのまま

「早く晴れて欲しいの」 そう言った


時間はずっと動いたままで 永遠に雨を降らせるだけで

終わらせるのが怖いだけで 君が消えるのが嫌なだけ

空を見上げれば涙色 灰色のよどんだ水の色

「晴れて欲しい」なんて望まない ずっと雨のままでよかった

透けていくのは君の姿 全部幻影 全部現実

止んだ雨のかわりに降り注ぐのは 僕の大粒の涙でした

晴れた空の青さと同じ 反射した僕の青い涙

大好きな君の青い雨


ポエムブログ

拍手

PR
愛の言葉を捧げて 道が重なった瞬間

僕は君で君は僕で 一生交わり続ける


「大好き」だけじゃ伝わらなくて

「愛してる」でもまだ足りない

君の為朽ち果てるなら 僕は別に構わない

でも君が悲しむと言うのならば 君が望むと言うならば

一緒に同じ時刻に 同時に笑って朽ち果てよう


重なり続ける道を歩けば きっといつか辿りつくんだ

同じ道を歩き続ければ 同時に終わりが見れるんだ

歪んだ愛情と誰かが言った 別にそれでもいいじゃないか

君が幸せで僕が幸せなら 何も気にすることなんかない

どちらかが悲しむことなんて 僕らの中では有得ない

道は重なって歩くんだ 愛する人と一緒に


ずっとそうだと信じてた

分かれ道など有得ない

隣にいた君が笑う 隣にいた君が泣いてる

君の悲しみの数億倍 僕はもっと悲しかった

隣にいた君が消えた


重なり続けると信じた道が 綺麗な分かれ道となった

君が消えるなら僕も 一緒に消えると泣き喚く

「大好き」「愛してる」だけじゃ伝わらない

君にまだ伝わっていない 僕の大事な気持ち


交わる道が分かれたとき それが私の最期のときだよ

伝わるかなこの気持ち あなたに伝わるかな



ポエムブログ

拍手

Profile
HN:
夜風
性別:
非公開
自己紹介:


NEW
(09/25)
(08/15)
(07/18)
(06/22)
(06/16)
モバイル
カウント
...

Template by Emile*Emilie
忍者ブログ [PR]